スリランカ観光4日目-2 コロンボへ戻る
早くコロンボへ行きたい
のだけれど、途中でなぜか車を停め「紅茶工場だ」そこは希望してないんだけど。
良く言えば時間あるし、名産だから見ておいたら?悪く言えば時間調整かキックバック目当てという事か?
あまり興味はなかったけれど、半ば強制的に入場させられ オランダからのご家族と一緒に見学する事になった。
収穫した茶葉を蒸して>発酵させて>乾燥して>選別などして・・・といった流れを見学します。工場の中はものすごい熱気なので働く人は大変そう。
その後サービスの紅茶を飲みながら、ご家族と少しおしゃべり。良い人達で良かった。
当然紅茶ショップも併設されており、 販売のためのサービスなのだが、ここまでまったく買い物をしていないしスーパーも見てないので、 高いのか安いのかわからない。
そもそも普段コーヒーは飲むけど、ストレートティーは滅多に飲まず味の違いがわからない。パッケージ(缶)が悪くなかったので、 誰かにあげればいいかと1つだけ購入。
「象を見に行くか?」と聞かれたが、予定外なので断る。
しばらく走ると突然1軒の民家の庭先へ車を入れるではないか。知り合いの家か何か?「すぱいすガーデン。 無料だからどうぞ」強制的にツアーに入れられてる状態だ。
その家の周りには植物があるけれど、看板も何もないし、 何というか普通に林の中の家といった感じで、 車を降りても大丈夫なんだろうか??
おそるおそる下車すると家からご夫婦らしきが現れ、 ご主人が唐突に近くに生えている植物を指し、これはペッパーこれはジンジャー、これはバニラでお菓子に使う、というような感じで説明を始めた。
東南アジアでそこそこスパイス類は見ているしガーデニングも料理も嫌いじゃないので葉の形や、香りなどでほとんど解るものばかりだった。
あっという間に小さな庭を一周すると、 小さな小屋へ促されご主人によるスパイスの説明が始まると同時に、 奥さんがマッサージをしても良いかと。
頷くと奥さんおもむろにTシャツの中に手を入れて背中に何かのオ イルを塗り引き続き肩や首、頭、腕などもマッサージをしてくる。これ最後にスパイス買わされる感じだなーと思いながら説明を聞い ていると5分程度のマッサージは終了し、ご主人が「彼女にチップを」ええ?スパイス販売だけじゃなく、マッサージ有料か!
素人の肩もみ程度の5分間マッサージ。いくらあげればいいんだ?
よくわからないので300だったか500だったかを差し出すと奥 さん笑顔で受け取る。
紅茶同様、買い物をしていないので相場もよく解らないが、 物価からすると高い気がする。オーガニックだとしてもだ。
手ぶらでは出にくい雰囲気だったので仕方なく少しだけスパイスを 買って出た。
素人マッサージに心づけは払ったし勘弁してください(泣)
再び移動。12:00頃「昼食食べるか?」えーっ?今日は行くの?今日も抜きだと思って準備万端なのに、そんな日に限って?
それでもまた「店ないね」でスルーかと思っていたけれど、 本当にレストランへ。
観光客向けの、和食ローカル、 デザートなんでもありのレストランでお値段も高めだけれど、食べれないよりは良い!良い!
それなりの店だけに、 ベジカレーも美しく盛り付けられて登場。美味しかった。
コロンボまで残り半分過ぎたかな、 くらいの頃ドライバーの仕事電話に着信。
空港でツアーを申し込んだスタッフからの電話だと、 電話を渡された。
「ドライバーはどうだったか?」それ今聞くか? 本人前に言えないじゃないか!
「うーん・・・」口ごもっていると察してくれたのか「 後で電話して教えて」
道路は大して混雑もなく、コロンボの街に入る。
恒例のホテル探して、トゥクトゥクに聞いてはウロウロ開始。おそらくここだろうと目星をつけたが入口がわからない。車を待たせて確認しに行き、ようやくホテル到着!
J氏は笑顔で「一緒に写真撮っていい? 次に来る時は直接連絡くれれば安くするよ」そう言って連絡先を渡された。
やったー!ようやくカーツアー終了だ!
ホテルは、 サイトに書いてあった通りドアを通過する度にセキュリティカード 使用。
が、部屋へと続く内階段が廃墟のような状態で、 こんなところ予約したっけ?不安になったけれど、 部屋の中は外観から想像できないくらい綺麗に改装されていた。
浴室設備も比較的新しく清潔でホッとする。
荷物を置いて街へ出る。
たった1日半の滞在だけどまずは歩けるところまで歩いて方向感覚 をつかむのが恒例。
このあたりはオフィス街なのか、重厚なビルが並ぶ。日曜なので人もほとんど歩いていない。
とりあえず近そうなダッチホスピタルを目指すが、 方向感覚があまり良くないので迷って結構時間がかかり、なんとか到着。
想像していた規模のショッピングモールではなく、雑貨店が1軒、 レストラン2軒、スパ&ショップ1軒だけで、スパ以外人もあまりいなかった。
土地勘のない場所で暗くなってから歩きたくないので、 明るいうちにホテルへ戻り近くでオススメのレストランを聞くと、 裏のシーフードレストランを勧められた。
料理を待っていると、 隣席の日本人女性グループの1人から声をかけられ、見るとネゴンボの空港到着時に荷物待ちをしていた時に少しだけ会話した母娘さんだ った!
お2人は今夜帰るという事で少しだけお喋り。 こんな偶然あるんだなー。
店内はそこそこ混んでいて、 料理が出てくるのに30分以上待たされたけれど、美味しかった!ただ、 1品の量が2人前くらいあって食べきれず残すとパックに入れて持たせてくれた(苦笑)
男性店員さん達みんな怖そうだったけど、帰りには「明日もおいで!」笑顔で送ってくれた。渡されたドギーバッグのお料理は、ちょうど夕食中のホテルスタッフが食べてくれる事になりホッ!