時々アジアで深呼吸

jasmine, ginger & tuberoseが香るアジアが好き!市場と世界遺産も観たい!だいたい一人旅。そんな旅行記など

スリランカ最終日 病院へ

7/17 帰る日で良かった・・・

夜中に右手首や首に激しい痒みがあり、虫刺されの薬を塗って・・・
起きてみたら首が2か所赤く腫れ、右手は手首が動かしにくいくらいに親指の方まで真っ赤に腫れあがっている。
 
昨日、昼食後に手首に痒みを感じ、見ると虫刺されのように見えたけれど、蚊に刺された跡とはちょっと違っていた。虫刺され薬を塗った後は、特に異常なく行動していた。
普通の蚊ならこんな腫れ方するはずもない。まさかデング熱じゃないよね?
ちょうど来る数日前に、外務省からスリランカデング熱流行の注意喚起メールが届いていたから。とりあえず、持っている虫刺され薬を塗ってから朝食へ。
 
テーブルがいっぱいで相席になったのが、日本からお仕事で来ている方だった。
食事しながらお話ししていると手首に気が付かれ、後でスリランカ人の仕事相手がが来るので見せて相談してみたら?と言われた。
 
フライトが深夜なので、荷物をまとめてフロントで預かってもらってから、先のビジネスマンKさんの所へ来訪されたスリランカ人パートナーの方に手を見せると「どこで?」
昨日ハーブガーデンで何かの植物にかぶれたのか、昼食のレストランで虫刺されたのか
原因が全くわからない・・・と話すと、場所からしてデング熱ではないでしょうと。
その辺りでは流行していないからと言われた。今の所熱っぽくもないし、万一罹患していても発熱症状が出る頃には日本に着くから、まあいっかと思った。
 
この日はショッピングモールなどへ行き、お土産等買い物予定である事を話すと、打合せ後は予定がないので、車でショッピングセンターまで同行してくださると言う。
クレスキャット・ブールバードまで連れて行っていただき、スーパーマーケットへ!
 
スーパーマーケットは見て歩くだけでも楽しいし、定価販売で楽なので特定のお店でしか買えないもの以外はスーパーマーケットで購入が恒例。
ショッピングセンター内のせいか、あまり大きくなく食料品のみの扱いだったけれど、お土産の紅茶やお菓子などをまとめて購入。その後Kさん達に合流して一緒にランチ。
手首の腫れはまったくひかず、さらに腫れが拡がっているのを見たKさんのパートナー氏が塗り薬を買って来てくれた。見ず知らずの旅行客なのに親切な方だ。
食後ビルを出ようとした所で昨日ダッチホスピタルで買い損ねたスパセイロンを発見!
リサーチ済だったので、ささっと買い物を済ませる。
 
Kさん一行はホテルへ戻るというので、行きたかったショップ<パラダイスロード>の前で下ろしていただく。パラダイスロードは想像していたよりオシャレなインテリアショップで、欲しい食器や雑貨がたくさん!
(イメージとして近いのは、コンランショップかな)
Kさん情報によると、スリランカノリタケの工場があるくらい、土が良いので陶磁器の質が良いとの事。確かにベトナムなどの食器に比べると品質が良いように見える。
 
陶器は事前ノーマークだったので、エアパッキンを持って来ていない~。
仕方なくマグカップ1個と、後は割れないものだけ選びレジへ行くと、前のお客さんの購入した大量の陶器やガラス器をエアパッキンでグルグル梱包している!
他アジアでエアパッキン使用し、ここまで厳重梱包してくれる所は今まで見た事がない。だから購入予定がある時は適量持参する事にしているんだけれど・・・
すごいぞこの店!それなら安心と更に陶器数点追加購入し、2Fのカフェで休憩。
狭いけれど、エスプレッソマシーンもあって本格的なエスプレッソが飲めます。
 
さらに、大型と書かれていたショッピングモールを目指して歩き始めたけれど
手首の腫れが拡がり更に内腕肘辺りまで筋状に赤くなっている。なんだこれ??
ちょうど処方箋薬局が目に入ったので、何か薬が買えないか聞いてみる事に。
腕を見せると、アレルギー症状だと思うのですぐに病院へ行くべきだと、病院名を書いてくれた。フライトまではまだ7~8時間ある。とにかく病院行こう!
 
Kさんに教えてもらったように、meterと書かれたトゥクトゥクを捕まえて紙を見せる。
しばらく移動したところで、旅行傷害保険を申請する場合、病院へ行く前に保険会社へ電話する必要があったのを思い出す。
もしまだKさんのパートナーがいれば日本語も堪能なので、病院の事も相談できるかも
と思い一旦ホテルへ戻るが、Kさんのパートナーはすでに帰った後だった。
 
保険会社へ電話すると、キャッシュレス病院を探すのに1-2時間かかるというので
立替えて後日請求する事にした。いくらかかるのか?カード使えるといいんだけれど。
ホテルスタッフにも近くで良い病院がないか聞くと、処方箋薬局で教えてくれた所と同じ病院Nawaroka Hospitalへ行くよう言われた。トゥクトゥクで10分位で到着した病院は結構大きな総合病院のようで、大勢の人がロビーに座っていた。
 

スリランカの病院は美人受付嬢が親切だった

いったいどのくらい待てば診て貰えるのか?そもそもどこへ行けばいいのだろう?
とりあえずレセプションと書かれたカウンターへ行き、病院の受付とは思えない服装の美人受付嬢に腕を見せて診察を受けたいと伝えると、こっちへ来てと手招きされた。
 
付いて行くとなぜか会計カウンターへ。いやいや、まだ何もしてもらってないし!
診察を受けたいという事が伝わらなくて、診察済んだと思われたのだろうか?
再度google翻訳して見せると「お金を払うシステム」と言われた。
デポジットなのか?350Rsと入力された紙を渡され払えと。その額ならとにかく払ってしまおう。
結構焦っていたので、クレジットカードを出すと「え・・・」とでもいうように怪訝な顔をされる。あ、350Rs。カードで払うほどの金額でもない。落ち着け私(苦笑)
 
支払いが済むと美人受付嬢がその紙を持ち、再び付いて来てと促され、カーテンが閉じられた小部屋らしきが並ぶ場所へ連れて行かれた。
診察待ちなのか、そこにも数人が座っていた。美人受付嬢がナースに何やら話すとカーテンが開けられ中へ入るよう促される。入ると白衣を着た女性ドクターが座っていた。
 
手首を見せて、虫刺されなのか植物かぶれかわからないけれど、痛い。アレルギー体質であると説明すると、私の腕を取り、ふーん・・・と言った感じで見て、紙に何やらサラサラっと書いて渡され終了。虫刺され、アレルギーという単語だけ読み取れた。
あっさり終わったという事はデング熱でも重病でもない?
 
側に待機してくれていた美人受付嬢がその紙を見て「薬いる?」はい!もちろん必要!
すると薬局窓口のような場所へ連れて行かれ、彼女が医者から貰った紙を出してくれここで待てと。
 
ようやく少し落ち着きを取り戻し、薬待ち間に薬局写真撮影。サリーみたいなのを着ているのが受付嬢。私の薬を確認してくれている。
ほんの少しだけ日本語勉強していると言ってたけど、ほぼ通じなかった。

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しばらく待っていると、美人受付嬢は薬局内へ入って私の薬を貰って出て来て、処方箋のコピーらしきと代金が書かれたプリントアウトを渡してくれ、代金を払うように言われた。代金を払うと、薬の袋を見て「この薬は今飲んで」と水を持ってきてくれ、飲むと「終わり」と言われた。
結局、最初に払った代金だけで足りたという事のようだ。その分と3日分の飲み薬と塗り薬代合わせて270Rs。1000円もかからなかった!
ローカルならわかるけど、外国人なのにこんなに安いの?
 
帰りの時間もあるし、外国人向けの通訳がいるような特別な病院でもないし、ちゃんと診察してもらえるんだろうか?と不安だったけれど、美人受付嬢のおかげで1時間もかからず終了。
ホッとして嬉しくて思わずハグしてお礼を言うと、照れくさそうにクスッと笑ってた。
 
 
 
ホテルへ戻りKさんに報告に行くと「この国の病院って大丈夫なのかなぁ、どうも信用できない」と笑っていた。パートナーさんも心配して電話をくれたそう。
夕食をどこかで食べるつもりだったからというKさんの案内でゴール・フェース・ホテルのレストランへ行く。
 
シーフードレストランは海に面していて、ここは島だったんだ!と今頃実感する。
ずっと内陸を移動していたので、島に来て初めて海を見た(笑)
昼間もしくはサンセットの時間に来れば、もっと海を満喫できるんだろうと思う。
ここは好きな魚介と調理法を選んでオーダーするシステムで、島に来て初めて魚をいただく。
 
しかし、朝食にもう少し早くか遅く行くか、テーブルが相席でなかったらKさんとの出会いも、こうして一緒に食事する事もなかった訳で、何かの縁というか、不思議ですねと話すと「ここはセレンディップだからね」と笑っておっしゃった。
私はKさんに偶然出会った事で、今日1日本当に助かって感謝としか言いようがない。
 
お腹がいっぱいだったけれど、最後にどうしてももう1度カードを食べたくて注文。
さすが高級レストラン、クリームブリュレのような状態で出て来ました。
やっぱり美味しい!
食事についてはいろいろあったけど、最後にここで食事ができて本当に良かった!

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