2018.11.16 電車とバスを乗り継いで鹿港へ
8:00頃。
朝食はイマイチという書き込みがあったので、あまり期待せず地下の食堂へ。
パンやコーヒー、卵にサラダ、お粥や惣菜が並ぶセルフサービス形式。
市場はやっぱり楽しい!
市場のローカル食を食べたかったので、コーヒーとサラダで済ませ第二市場へ向かう。
私はアジアの市場=薄暗い早朝開店という思い込みがあるのだけれど、ここはあまり早くないようで、飲食店以外は閉まっている店が多い。 どこで何を食べようか・・・
やはり魯肉飯が気になる。 八角が苦手なので、過去台湾に来ても避けていたけれど、 作っている前を通っても八角の香りがあまりしない店もある。
八角臭のなかったこちらのお店で思い切って注文することに。身体に良さそうなゴーヤのスープも注文。
ほとんど八角臭(味)がなく、そぼろ肉のを選んだのでそれほどしつこくなく完食できた。
開いているお店を見て歩くだけでも市場はやっぱり楽しい!
梅煎茶が気になるけれど、まだ開いていなくて残念!
来る時に市場の外側で見かけた、水餃子の店が美味しそうだったので、食べてみたかったけれど、市場内を散策しているうちに入った場所がわからなくなり断念。
明日気力があったら再訪しよう!
鹿港へ
一旦ホテルへ戻って、鹿港(るーがん)観光に向かう。
台鉄で彰化まで行き、そこからバスで鹿港へというプラン。
ICカードで入場できるのは便利だけれど、乗るべき電車があっているのかどうかイマイチ自信がなく、ホームにいた男性に彰化に行きたいのだけれどと聞いてみた。
クリエイティブ系のお仕事をしていそうなその男性は、台中の大学院に話を聞きに来たとかで、彰化に着くまで話し相手をしてくれた。もっとも、英語がところどころわからなかったけれど、おかげで移動時間も楽しかった。
彰化駅の観光案内所で、鹿港へ行きたいと言うと斜め向かいのバス乗り場へ行くよう、日本語で書かれたコピー用紙も渡してくれた。
彰化客運と書いてある所がバスターミナル。
乗り場に「鹿港」と書いてある列に並んで乗り込みます。
バス乗り場の受付のような場所でチケット購入するのかと思い、鹿港へと言うと すでに人が並んでいる乗り場へ行けと。 乗り込んでしばらくして、どこで降りるのか観光案内所で貰ったメモを見ると バスが2路線あるらしく、〇番の場合〇〇下車と2パターン書かれている!
言われた場所に並んで乗れば行けると思っていたので、何番に乗ったのかわからない。 隣の女性に聞くと「日本人?日本語で大丈夫。でも私も何番かわからない・・・」と日本語で返答される!
信号で停車中の運転手さんの所へ行き、メモを見せながら どこで降りればいいか聞くと、バス停の名前と教えるから(多分そんな感じ)と言われた。
隣の女性に日本語上手ですね!と言うと、日本の大学で日本語専攻し、今は日本の某メーカーの台湾支社で働いていて、これから転職の面接に行く所だと。
どうりで日本語が上手い訳だ。転職希望先も日本の大手企業。英語、日本語、ベトナム語も少しできるので、できればベトナム支社へ行きたいんですけど・・・と話していた。
時間は十分ありそうなので、しばし日本語面接の練習相手になる(笑)
下車するバス停名が表示されると、運転手さんが手を振って合図してくれた。
隣の女性も一緒にバスを降り、高雄に住むという彼女は「高雄に来る時は連絡して!」とタクシーで面接に向かって行った。受かったら高雄にはいないんだよね(苦笑)でも、受かっているといいけれど~
google mapを確認しつつ周りを見まわすと「鹿港老街⇒」の看板があったので、そちらの方へ歩いてみる。
バス通りのあるあたりは普通の小さな町という印象だったけれど、一歩路地へ入ると谷根千のような歩道の狭い住宅街になっている。
鹿港だから鹿?イラストが可愛い!
そのまま歩くとレンガ塀が連なり、土産屋が並ぶ路地に出た。
お寺の前には修学旅行?学生の団体さんが。
有名な摸乳巷という極狭路地。誰もいなくてすれ違い困難さは体験できなかったけれど確かにとても狭かった!
見てみたい場所が以外に離れて点在していて歩き疲れるしお腹も空き、どこかで昼食をと思うけれど、これといった店も見当たらない。
きな粉や胡麻などを溶かした飲み物のお店を発見!麺茶というらしい。
これがとっても好きな味で美味しくて、粉末を買って帰ろうかと持ってみると重い。
これを買うと帰りの荷物、重量オーバー確定そうなのであきらめる。
芋丸。芋とあるので甘い食べ物かと思ったら、ひき肉を載せていて、どんな味がするのか?食べてみればよかった。
鹿港名物?牛舌餅というお菓子を売っているお店が多い。
このお母さんが焼きたてを試食させてくれた。小麦粉に黒糖、竹炭、胡麻などを混ぜて焼いている?素朴な味で美味しかったのでお土産に購入。
麺茶で小腹は満たされたけれど、やはり何か食べたい~ !
ふと鹿港で有名な阿振肉包という肉まんの店があるという情報を思い出す。頑張って20分ほど歩くと行列発見!お店から出てくる人が、箱をいくつもぶら下げている。
みんな箱買いしているよー!これは美味しいに違いない。
バラ買いも大丈夫そうなので、普通のとニラの2個を購入。 龍山寺という観光名所が近そうなので、肉まんを食べながら歩く。
阿振の肉まんは、皮がふわふわで美味しくて、あっという間に完食。
ここで修行された方が三茶でお店を出しているようなので、機会があったら行ってみたい。
台北の龍山寺よりも枯れた雰囲気で、人も少ないせいかリラックスできた龍山寺。
立派な古木を眺めつつしばし休憩。 予定していたよりも早く観光予定箇所は見終わってしまい、どうしよう・・・ 他に見どころがないか検索してみると、作家さんの出店が集まった「芸術村」というエリアが あるようなので、再び気合を入れて歩く。歩く。
でも・・・行ってみたら、自分の興味があるようなものがなかった。 まあ、そんなこともあるでしょう。
さすがに歩き疲れて台中へ戻ることに。ここでまたも、どのバス停へ行けばいいのかわからなくて、セブンイレブンの店員さんに聞くと、地図を書いて教えてくれた。
ちょうど「彰化」行きのバスが見えたので走ると、運転手さんが気づいたようで、バス停より少し前なのに停車して乗せてくれるという・・・みなさん親切でありがたい。